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義家日記

便きょう会(2008年10月1日)

今日は有志の議員が朝7時30分に国会前に集合し、日本を美しくする会の方々と、国会内のトイレ清掃をした。
便器の前に対峙し、黙々と約1時間余り、ただ無心に便器を磨いた。
いつも『当たり前』に使うトイレ。
いつも『当たり前』に臭うトイレ。
しかし、それは決して当たり前などではない、迸る汗と共に、自然にそう感じた。
何を論ずるにしても、まずは足下から、そのことを改めて実感した。
日本を美しくする会が中心となって全国多くの学校で行われているこの実践は『便きょう会』と呼ばれている。
掃除終了後、参加者全員で集合し、挨拶をした。
その時、誰もが、申し合わせた訳ではないのに、

「ありがとうございました」

と挨拶を交わした。
「お疲れ様でした」
とか、
「ご苦労様でした」
ではなく、

「ありがとうございました」。

そこにすべてが込められているように思った。
まだ朝九時半。
いつにも増してすがすがしい気持ちでデスクに向かっている。

政争に終始している国会。
しかし、まずは、それぞれの国会議員が心の『清掃』をする必要があるのではなかろうか。『当たり前』に感謝持つことがスタートになければ、どんな綺麗な言葉や甘い言葉を口にしても、国民にとっては『上から目線』にしか聞こえないだろう。
これからも、この活動に定期的に参加していきたい。
そして、家に帰ったら、妻に心を込めて伝えよう。

「いつも、ありがとう」

と。

今日から十月。
みんなはどんな思い出新しい月を迎えただろう。
イジメ自殺の連鎖、あの忘れられない事件から丸二年の十月。
まるで過去の出来事として流されているようにさえ感じるが、でも、何も変わっていない。
教室では今もイジメはある。
助けてさいえもらえない者たちがたくさんいる。
その罪を学んでいない者たちがたくさんいる。
解決に向けた動きも後退している。
だから俺は今日も叫び続ける。
訴え続ける。
そして、向き合い続ける。
それは、みんなとの約束。
そして、俺の誓いでもある。

一緒に頑張っていこうな!

 義家弘介