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神奈川のど真ん中16区ニュース詳細

2018年3月7日
【地下鉄で起きた悲しい場面】

国会に向かう地下鉄丸ノ内線の車内で悲しい場面に遭遇しました。
車内は比較的空いていて私は車両先頭の席に座ることが出来ました。
私の隣は空席で、向かいの座席にはベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さんが座っていました。
次の停車駅で、向かいのお母さん同様ベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さんが手にたくさんの買い物袋を抱えながら乗車し、私の隣の席に座られました。
赤ちゃんはベビーカーの中でぐっすりね眠っており、お母さんは膝の上に買い物袋を置いて赤ちゃんを見守っておりました。
結果として車両先頭のスペースに斜向かいで二台のベビーカーが向かい合う状況となりましたが、どちらのお母さんも周囲に配慮してベビーカーをギリギリまで自分の足元に寄せ、かなり窮屈に座られておりました。
都会での子育ては大変だなぁ、としみじみ感じました。
その時です。
比較的空いていた車内を五十代と見られるラフな服装の男性が隣の車両に移るために近づいて来ました。
そして開口一番「邪魔なんだよ、通れねぇじゃねぇか」と怒号を発したのです。
車内の視線が2人のお母さんに注がれました。
断言しておきますが、通行するためのスペースは十分にありましたし、実際、彼はなんなく隣の車両へと移動していきました。
2人のお母さんは申し訳なさそうに下を向かれました。胸が痛みました。
都会で子ども連れて買い物をするのがどれだけ大変なことか。
ベビーカーを伴って地下鉄に乗るのがどれだけ大変か。
私も昔、飛行機内で息子が泣きやまずに困惑した経験がありますが、子ども連れの親は特に乗り物内など公共スペースでは子どもの様子や周囲の状況に気配り目配りしながら乗るものです。
私はすぐに立ち上がり「すいていますから、ここに荷物を置いてください」と声をかけさせて頂き、気を遣わせるのも本意ではないので、お母さんの視界に入らない場所まで移動し、国会議事堂前駅で下車しました。
国会では連日、子育て支援策や、子育てがしやすい環境づくりの為の政策議論が行われておりますが、とりわけ都会で子育てをしているお父さん、お母さんたちは、こういった偏狭な輩からのハラスメントと隣接しながら子どもを育てているのだと痛感いたしました。子どもたちへの道徳教育は大切ですが、それはすなわち大人たちの日常の所作や姿勢が問われることになるという自明を前提として理解しなければ始まりません。
私の目に映る国会は今日も乱暴な言動や所作が蔓延していますが、国会見学に来ている子ども達の目にそれはどのように映っているのでしょう。
改めて襟を正しながら、負託いただいている責任に対して、丁寧に、誠実に向き合ってまいります。